脂漏性湿疹の原因に「紫外線」があります。
紫外線がどのようにして影響していくかについて説明します。
皮脂は、皮膚を守るバリアーの役目をしています。
皮膚内に保たれている水分を外に出して皮膚を乾燥させないためです。
そして、外の刺激から皮膚を守るためです。
外の刺激とは、紫外線や表皮上に住んでいる菌の増殖などです。
この2つは、脂漏性湿疹の原因とされています。
皮脂は身体に必要なものなのですが、皮脂が過剰に分泌されだすと
皮脂の中のスクワレンを紫外線が酸化して過酸化脂質ができて、
健康な肌の細胞膜を傷つけるなどしてトラブルを起こします。
脂漏性湿疹もまたその問題のひとつです。
皮脂の過剰分泌は、皮脂が大好物のマラセチア真菌という皮膚上の常在菌を増殖させます。
マラセチア真菌が皮脂を分解して出した脂肪酸が皮膚を刺激して脂漏性湿疹となってしまうのですが、
やはり紫外線もまた、過剰な皮脂を分解することで皮膚を刺激してこの湿疹をひきおこすということになります。
紫外線が、皮脂分泌の多い部分の額や顔、頭部にあたって、
皮膚表面の脂質が酸化して過酸化脂質ができるというわけです。
皮脂が正しい量で分泌されていれば、紫外線から皮膚を守り、
紫外線の影響で脂漏性湿疹をひきおこすまでには至りません。
しかし、ストレスや睡眠不足・糖分の摂取・アルコールの摂取・食事も含めて
生活バランスが崩れたりすると皮脂の過剰分泌がおこります。
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